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インプラントの治療期間ってどのくらいかかる?

歯を失ったらできるだけ早く歯を回復したいものですね。治療法としてインプラントをお考えの場合、その治療期間はインプラントを行う場所や方法などによって異なってきます。

今回はインプラントの治療期間についてご紹介します。

インプラント治療は他の治療法より長くかかる?

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インプラント治療は、一般的に他の治療法(ブリッジ、入れ歯)と比較すると治療期間が長めであり、それがよくデメリットとして取り上げられます。確かに多くの場合はインプラントの治療期間は他の方法と比較して長めであり、その理由としては骨に埋め込んだインプラントが骨としっかりと結合するための期間だから、ということが言えます。

そのような話を聞くと、早く歯が入る方がいいなと思い、他の治療法を選びたくなる人もいるかもしれません。

ですが、他の治療法の場合でも、歯の状態などによってはインプラントと同じくらい治療期間がかかることもあり、決して一概に言えるものではありません。

インプラント治療期間の目安

◆下あごで3ヶ月、上あごで6ヶ月程度

一般的に、インプラントの治療期間としてよく言われるのが、このくらいの治療期間です。下あごと上あごでなぜこのように治療期間に開きがあるのかというと、それは骨の密度が違うからです。

下あごは骨が緻密ですので、インプラントが骨と結合しやすく、上あごは骨の密度が低く、海綿状なのでインプラントと結合するためにも期間がそれだけ必要になるのです。

ただし、これはあくまでも一般的な目安となり、個々の状態によりもっと短くもなりますし、長くもなります。

◆骨の状態がよくない場合にはさらに数ヶ月必要

インプラントが必要になる場合、すでに歯の周囲の骨が大きく失われていることも少なくありません。そのような場合、インプラントを埋めるための骨が十分ではありませんので、インプラントを埋め込む前に骨を増やす手術が必要になります。
その場合、さらに治療期間が数ヶ月必要になります。

条件によっては治療期間が大きく短縮されることも

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インプラントの材質は改良が進んでおり、各メーカーが早期に骨と結合できるような表面性状を次々に開発しています。また、骨の状態が良好な場合には、抜歯をしたその日にインプラントを埋め込むことが可能になる場合もあり、そのような場合には、抜歯後に数ヶ月骨の治りを待つ必要がないため、治療が早く終わります。

長持ちさせるインプラントを入れるためには、インプラントが骨としっかりと結合する必要があります。そのためにはある程度治療期間がかかるのはやむを得ず、その間はどうしても不便になってしまいます。ですが、しっかりと噛めるインプラントは、それだけ待つ価値がある治療だと言えます。焦らず、慎重に進めていきましょう。

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