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インプラントIMPLANT
インプラントとは   メリットとデメリット   寿命   治療の流れ   起こりうるトラブル   痛みの少ない治療

起こりうる症状・トラブル

安全なインプラント治療のために、トラブルについても知っておきましょう
インプラント治療は厚生労働省の調査で、9割を超えるインプラントが10〜15年たっても問題なく機能していると報告されているように、ほとんどのケースで良好な経過をたどっています。
でも、手術を必要なインプラントでは、リスクやトラブルもつきものです。インプラント治療で起こりうる症状やトラブルにはどのようなものがあるか、またトラブルを最小限に抑える、もしくは避けるための対処法について見ていきましょう。

インプラント手術中に起こりうるトラブル

手術中イメージ

1.不安・緊張・痛みが原因で起こる体調不良

インプラント手術の際に不安や緊張が強すぎたり、痛みを感じたりすると、気分が悪くなってしまったり、血圧の上昇や低下、動悸、呼吸困難などの症状を起こす場合があります。

対処法

不安や緊張は大抵、痛みに対する恐怖感から来ています。
当院では麻酔の段階から痛みをなるべく感じさせないよう対処していますので、安心して治療を受けていただけます。

2.神経の損傷

手術中に顎の骨の中にある神経を傷つけてしまうことを回避しないといけません。神経を損傷すると、回復が困難で治療も長期にわたることがあります。これは神経の走行を把握せずにインプラント手術を行うことが原因です。

対処法

当院では、インプラントを行う際には歯科用CTスキャンを行うことにより、神経の走行をしっかり把握した上で、安全な施術を行っています。

3.異常出血

特に下顎の大きな血管を誤って傷つけてしまうことも、絶対に起きてはいけないトラブルです。

対処法

この場合も事前にCT撮影を行うことで回避できます。

4.上顎洞炎

上の奥歯にインプラントを行う際に、上顎洞が近接している場合、上顎洞粘膜への穿孔などにより、上顎洞が炎症を起こすことがあります。

対処法

CT撮影で事前に上顎洞の位置を確認することで極力回避できます。炎症が起こった場合には、抗菌剤の服用、耳鼻科と連携して上顎洞の治療を行うこともあります。

5.上顎洞内に異物が入った

上の奥歯にインプラントを行う際に、上顎洞に器具やインプラント体が迷入した症例があるようです。

対処法

こちらもCT撮影を事前に行うことで極力回避できます。上顎洞に落ちてしまったものはインプラントの穴を開けたところから除去するか、無理なら上顎洞の横から穴を開けて取り出します。

インプラント手術後に起こりうる症状 

歯イメージ

1.痛み・腫れ

インプラント手術が終わった後に麻酔の効果が切れると、通常、抜歯後のような痛みが出ます。また、歯茎を切開しますので、手術後に数日腫れることがあります。

対処法

痛みは処方された痛み止めで抑えられる場合がほとんどで、日が経つにつれてやわらいでいきます。歯茎を切開する手術後に数日腫れが出るのも、生体の正常な反応ですので、特に心配はいりません。お口の中を清潔に保ち、処方された抗菌剤を決められたように飲むようにしましょう。もし、痛みや腫れの程度がひどくて心配な場合には一度担当医に連絡してみましょう。

2.出血・あざ

インプラント手術後の出血は、手術後にある程度にじむことはありますが、自然に止まりますので通常は心配いりません。上の奥歯にインプラントを行なった場合、鼻血が出ることがあります。また、手術後に皮膚に内出血によるあざが現れることがあります。

対処法

血の流れを良くしすぎるような行為(湯船に浸かる、飲酒、激しい運動などは再出血を招きますので控えるようにしてください。鼻血が出る場合には早めに担当医に連絡しましょう。内出血のあざは放っておいても自然に消えていきます。

インプラント完成後〜しばらくしてから起こりうる症状

1.インプラント周囲の歯茎が赤く腫れる・膿が出る

インプラント周囲の歯茎が炎症を起こし、赤く腫れてしまうことがありますが、これはインプラント周囲粘膜炎といって、天然歯で言う歯肉炎を起こしている状態です。その後放置するとインプラント周囲炎へと進行し、インプラント周囲の骨が吸収し、膿が出てくるようになります。

対処法

歯茎だけの炎症であれば、ブラッシングでインプラント周囲をしっかり磨けば落ち着いてきます。インプラント周囲炎を防ぐためには、毎日のケアを怠らないこと、定期的な歯科医院でのメインテナンスを欠かさないことが大切です。そして、インプラント周りの歯茎の炎症が改善しない場合には早期に歯科医院を受診することも大事です。

2.インプラントの破折

歯ぎしり・食いしばりなどの過剰な力によってインプラントが破折してしまうことがあります。

対処法

歯ぎしり・食いしばりがかなりひどい場合にはインプラントが向かない場合もあります。歯ぎしり対策として、夜間にマウスピースを装着してインプラントを守る方法もあります。

3.人工歯が欠ける・外れる

人工歯部分は、欠けてくる可能性があります。特に完成直後は最もその可能性が高いです。もちろん、すぐ補修作業を始めますのでご安心ください。また、長期間噛んでいるうちに欠けてしまったり、緩んで外れてしまうことがありますが同様に修復可能です。

対処法

状態により、人工歯の修理や、付け直し、作り直しで対処します。過剰に力がかかっている場合には、それが続くとインプラント自体の破折や骨の吸収にもつながるため、力のコントロール(マウスピースによる保護など)が必要になります。

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