歯科コラム

ホワイトニングはできない?入れ歯についてしまった着色汚れを白くするには?

入れ歯を長年使っていると、次第に黄ばみが出てきます。装着したときに違和感がなければ、そのまま使い続けても問題はありませんが、黄ばみなどの着色汚れは見た目としては嬉しいものではありません。
そのため、入れ歯を使っている人の場合、「入れ歯の着色汚れを落としたい」「入れ歯を白くしたい」という気持ちが強くなっていることもあるでしょう。
しかし、だからといって、天然の歯を白くするホワイトニングの手法で入れ歯を白くすることはおすすめしません。ホワイトニングはあくまで天然の歯向けに開発されているため、それを入れ歯に使うと入れ歯を傷める恐れがあるからです。
ですから、入れ歯の着色汚れ落としは、歯科医が推奨する方法で正しく行いましょう。
早速新宿西口歯科と一緒にくわしく見ていきましょう。

そもそもなぜ入れ歯は汚れるのでしょうか

そもそもなぜ入れ歯は汚れるのでしょうか
入れ歯が汚れる原因は、天然の歯の汚れと同じです。
●歯垢(しこう)
●歯石(しせき)
●飲み物(お茶、コーヒー、赤ワインなど)
●タバコのヤニ
が4大入れ歯汚れ原因です。

入れ歯も、クリーニングを怠ると歯垢や歯石が付着してしまいます。歯垢と歯石ができるメカニズムも、天然の歯と同じです。
食べカスがあるとそこに細菌が侵入し、粘り気を持つようになります。それが入れ歯に付着して歯垢をつくります。歯垢は、唾液の中のカルシウムによって石灰化し硬くなります。これが歯石です。

また、お茶、コーヒー、赤ワインなどの飲み物による着色は、天然の歯よりつきやすいといえます。天然の歯にはある程度の自己修復機能が備わっているのですが、入れ歯は劣化し始めたら元には戻らないからです。着色は、入れ歯の表面のわずかな傷にも入り込みます。
そして、タバコのヤニはとても頑固な汚れです。入れ歯の白さを失わせる最大の敵といっても過言ではありません。

ホワイトニングがNGな理由

入れ歯の着色汚れを、天然の歯を白くするホワイトニング剤で落とすことはよくありません。ホワイトニング剤を使うこともNGですが、ホワイトニング用の歯ブラシを使って入れ歯をゴシゴシ洗うことも避けてください。

なぜなら、ホワイトニング関連製品は、入れ歯を洗浄することを想定していないからです。入れ歯は「精密機材」といっていいほど繊細かつ緻密(ちみつ)につくられているので、専用の道具以外のものは使わないほうが良いのです。

入れ歯は、その人の口にフィットするように微調整を繰り返し、手をかけて製作しています。入れ歯の形を見てもらえば分かる通り、複雑な形状をしていて、ところどころ細かったり薄かったりします。細い部分や薄い部分は衝撃に弱いので、入れ歯は慎重に取り扱う必要があります。

歯科医は、一般のチューブの歯磨き粉でも入れ歯の洗浄に使わないほうが良いと注意しています。なぜなら、歯磨き粉に入っている研磨剤が、入れ歯の表面を傷つけるからです。歯磨き粉によって傷ができるといっても、その傷は人の目や指先の感覚では感知できないほど小さいのですが、色素が沈着するには十分な大きさの傷なのです。

そして、ホワイトニング剤には、一般の歯磨き粉よりも強力な研磨剤が入っていることが多いので、入れ歯には余計に使わないようにしましょう。

歯科クリニックへ行き、全自動義歯洗浄機で洗ってもらう

歯科クリニックへ行き、全自動義歯洗浄機で洗ってもらう
では、着色汚れがついた入れ歯はどのように洗浄したらいいのでしょうか。
特におすすめしたいのは、歯科クリニックに依頼することです。すべての歯科クリニックで入れ歯の洗浄をしているわけではないので、事前に電話などで問い合わせましょう。

歯科クリニックが入れ歯洗浄で使っているのが「全自動義歯洗浄機シンプロ」という機械です。
シンプロの見た目は、衣類用のドラム式洗濯機を小さくした外観をしています。
まず別体式の容器の中に特殊なピンと薬剤、そして入れ歯を入れてフタをします。その容器をシンプロにセットして電源をオンにすると、入れ歯を入れた容器が回転します。回転している容器の中では、ピンが入れ歯の汚れに当たり汚れを落としていきます。
ピンは特殊な素材でできているので、入れ歯自体を傷つけることはありません。

入れ歯は正しい方法で食事のつど洗いましょう

入れ歯の洗浄では、次の8つのコツに注意してください。

●入れ歯専用のブラシを使う(歯ブラシを使わない)
●入れ歯の汚れやすい部分を歯科クリニックで教わり重点的にブラッシングをする
●禁煙する(ヤニをつけない)
●お茶、コーヒー、赤ワインなどを飲んだら早めに入れ歯をケアする
●ブラッシングの基本は、毎日、毎食後、就寝前
●洗い終わったらヌルヌル確認をする(ヌルヌルは洗えていないしるし)
●使うときまで入れ歯洗浄剤入りの液体にひたしておく
●傷をつけない(傷に着色汚れがつくと取れにくくなる)

一度着色汚れたついた入れ歯を白くするのは大変なことなので、「入れ歯の黄ばみを白くする」という発想ではなく、「入れ歯に着色汚れをつけないように日々の手入れを行う」という考え方をしましょう。

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