その1、抜けた歯をそのまま放置してしまっている
歯を抜けたまま放置していると、知らず知らずのうちに骨の量が減ってしまいます。本来歯のあった場所にかかっていた圧力がなくなることで、歯肉や顎にかかる力がなくなってしまうからです。特に、上の歯を失った場合には、上顎にある「上顎洞」というスペースが広がってしまう原因となるため、上あごの骨の量が減っていく大きな原因になります。
その2、合っていない入れ歯をそのまま使い続けている
合わない入れ歯を使用していると、噛み合わせのズレによって歯にかかる力が均等にならず、過剰な力がかかる歯や逆にまったく力がかからない歯が生まれるため、歯肉や顎の骨を弱くしてしまう原因になります。この状態を長く放置していると、骨がやせ細ってしまいます。
その3、歯周病を治療せず放置している
歯周病は歯茎の病気と思われがちですが、歯周病が進行していくと歯茎だけでなく歯を支える骨や周辺組織を破壊していきます。そのため、骨の量も歯周病の放置によって減少していってしまいます。